ウカログ
2026年1月無線工学B

A-17

次の記述は、陸上の移動体通信の電波伝搬特性について述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。なお、同じ記号の内には、同じ字句が入るものとする。(1)基地局から送信された電波は、陸上移動局周辺の建物などによるマルチパス環境下で、反射、回折され、定在波を生じ、この定在波中を移動局が移動すると、受信波の電界強度にフェージングが発生する。この変動は瞬時変動といわれ、Aに従う。一般に、周波数が高いほど、また移動速度が速いほど変動が速いフェージングとなる。(2)瞬時変動の数十波長程度の区間での中央値をB中央値といい、基地局からほぼ等距離の区間内のB中央値は、対数正規分布則に従い変動し、その中央値をC中央値という。C中央値は、移動局の基地局からの距離をdとおくと、一般にXd-αで近似される。ここで、X及びαは、送信電力、周波数、基地局及び移動局のアンテナ高、建物高等によって決まる。(3)一般に、移動局に到来する多数の電波の到来時間に差があるため、帯域内の各周波数の振幅と位相の変動が一様ではなく、Dフェージングを生じる。狭帯域伝送の場合には、その影響はほとんどないが、一般に、高速デジタル伝送の場合には、伝送信号に波形ひずみを生じることになる。

この問題で問われるポイント

論点は「電波伝搬」です。 用語や制度・原理を正確に理解できているかがポイントです。 空欄に入る語句の正しい組合せを選ぶ設問です。

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