二陸技 2024年1月 無線工学B B-1
次の記述は、自由空間内におけるアンテナの放射電界強度の計算式の誘導について述べたものである。 内に入れるべき 字句を下の番号から選べ。ただし、アンテナ等の損失はないものとする。 (1) 等方性アンテナの放射電力を 𝑃0〔W〕、アンテナから距離d〔m〕離れた点における電界強度を 𝐸0〔V/m〕とすると、この 点の ア 𝑊 は、次式で表される。 W = P0/(4πd²) = イ 〔W/m²〕 上式から、 𝐸0 は、次式で表される。 𝐸0 = ウ 〔V/m〕 (2) 等方性アンテナ及び任意のアンテナに、それぞれ電力 𝑃0〔W〕及び 𝑃〔W〕を入力したとき、両アンテナから十分離れた同 一地点における両電波の電界強度が等しければ、任意のアンテナの絶対利得 𝐺(真数)は、次式で与えられる。 𝐺= エ (3) したがって、絶対利得 𝐺 の任意のアンテナに電力 𝑃〔W〕を入力したとき、このアンテナから距離 𝑑〔m〕離れた点におけ る電界強度 𝐸〔V/m〕は、次式で表される。 E = オ /d〔V/m〕
選択肢(各空欄はこの中から1つずつ選ぶ)
この問題で問われるポイント
論点は「アンテナ理論 › 指向性・利得」です。 公式を正しく当てはめて計算できるかがポイントです。
学習記録を読み込み中...
この問題の出題データ
二陸技の公式過去問アーカイブ2002年1月期〜2025年7月期(48試験期・4,560問)のうち、無線工学B B問題(240問・48試験期)を母数として、小分類「指向性・利得」の単位で集計しています(同じ小分類に 分類された問題をまとめて数えたもので、設問内容が同じという意味ではありません)。
- 同じ論点の出題数(無線工学B B問題)
- 240問中 21問(8.8%)
- 出題された試験期
- 48期中 19期
- この論点の初出
- 2002年1月期
- この論点の直近の出題
- 2025年1月期
出典・根拠
- 試験期
- 2024年1月期(令和6年1月)
- 科目・問題番号
- 無線工学B B-1
- 出典
- 公益財団法人日本無線協会
- 公式問題の出典
- 二陸技/2rikugi-2024(R06)-01-kougaku-b.pdf (kemanai.jpアーカイブ経由、公益財団法人日本無線協会作成の原本)
- 公式正答の出典
- 二陸技/2rikugi-2024(R06)-01-kougaku-b-kaitou.pdf
- 解説の検証状態
- 検証済み(公式問題・正答と照合)
同じ論点の関連問題
公開済みの過去問から、同じ論点に分類されたものを新しい試験期順に表示しています。
- 2025年1月期無線工学B B-2次の記述は、絶対利得 𝐺 (真数)のアンテナの放射電界強度の計算式を求める過程について述べたものである。 内に入 れるべき字句を下の番号から選べ。ただし、アンテナ及び給電回路の損失はないものとする。 (1) 等方性アンテナの放射電力を 𝑃0〔W〕とすれば、アンテナから半径 𝑑〔m〕の距離にある球面を通過して出て行く電波の電 力束密度w は、次式で表される。 w = ア 〔W/m2〕 ・・・・① 一方、電界強度が 𝐸0〔V/m〕、磁界強度が 𝐻0〔A/m〕の点の電波の電力束密度をp とおくと、p は 𝐸0と 𝐻0を用いて次式で 表される。 p = イ 〔W/m2〕 ・・・・② 式②を、𝐸0〔V/m〕だけで表すと、次式となる。 p = ウ 〔W/m2〕 ・・・・③ w = p のとき、式①及び③より、𝐸0 は次式で表される。 𝐸0 = エ 〔V/m〕 (2) 絶対利得 𝐺 (真数)のアンテナの放射電力を 𝑃〔W〕とすれば、このアンテナの最大放射方向の距離 𝑑〔m〕における放射電 界強度 𝐸 は、次式で表される。 𝐸 = オ 〔V/m〕
- 2025年7月期無線工学B A-1次の記述は、アンテナの指向性について述べたものである。 内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。 (1) アンテナの放射電磁界は、そのアンテナ固有の A 特性を持っている。これをアンテナの指向性という。 (2) アンテナの指向性係数は、アンテナからの距離に B 。 (3) 一般に指向性の相似な複数のアンテナを並べた場合の合成指向性は、アンテナ素子の指向性と無指向性点放射源の配列の 指向性の C で表される。
- 2025年7月期無線工学B A-4電界強度が3〔mV/m〕の到来電波を実効面積Ae〔㎡〕のアンテナで受信して、0.05〔μW〕の受信有能電力を得た。Ae の値とし て、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、アンテナ及び給電回路の損失はないものとする。
- 2025年1月期無線工学B A-4次の記述は、アンテナの利得について述べたものである。 内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。 (1) 基準アンテナの実効面積をAes〔m2〕とすると、実効面積がAe〔m2〕のアンテナの利得は、 A で表される。 (2) 等方性アンテナに対する利得を B 利得という。 (3) 半波長ダイポールアンテナの絶対利得は、約 C 〔dB〕である。
- 2025年1月期無線工学B A-5次の記述は、フリスの伝達公式について述べたものである。 内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。 ただし、図に示すように、送信アンテナに供給される電力を 𝑃t〔W〕、送信及び受信アンテナの絶対利得をそれぞれ 𝐺t (真数) 及び 𝐺r (真数)、送信及び受信アンテナの実効面積をそれぞれAt〔m2〕及びAr〔m2〕、受信アンテナから取り出し得る受信有能 電力を 𝑃r〔W〕、送受信アンテナ間の距離を 𝑑〔m〕、波長を 𝜆〔m〕とする。 (1) 送信アンテナから 𝑑〔m〕の点における電波の電力束密度p は、次式で表される。 p = A 〔W/m2〕 ・・・・・・① (2) 受信アンテナの実効面積Ar は、次式で表される。 Ar = B 〔m2〕 ・・・・・・② (3) 式①及び②より、𝑃r は、次式で表され、この式は、フリスの伝達公式と呼ばれている。 𝑃r = C ×𝑃t𝐺t𝐺r〔W〕
ウカログ