一陸技
計算問題まとめ
デシベル計算や電波伝搬など、計算が必要な過去問だけを論点別にまとめています。全63問。
電気磁気学
- 次の記述は、図に示すようにx軸に沿ってx方向に電界E〔V/m〕が分布しているとき、x軸に沿った各点の電位差について述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを選べ。ただし、点aの電位を0〔V〕とする。(1)点aと点bの二点間の電位差は、A〔V〕である。(2)点bと点cの二点間の電位差は、B〔V〕である。(3)点aと点dの二点間の電位差は、C〔V〕である。2026年7月
- 図1に示す厚さ2d〔m〕の平行平板空気コンデンサの空気層が、電圧Vを昇圧中に300〔V〕で破壊された。次に、図2に示すように、同じコンデンサの極板の間に厚さがd〔m〕で面積が平行平板の面積に等しく比誘電率εrの値が5の誘電体を挿入し、Vを昇圧中にコンデンサの空気層が破壊された。このときのVの値として、正しいものを選べ。ただし、空気の比誘電率を1とする。2026年7月
- 図に示すように、一辺の長さr〔m〕の正三角形abcのそれぞれの頂点に紙面に垂直な無限長導線を置き、それぞれの導線に同じ大きさと方向の直流電流I〔A〕を流した。このとき、一本の導線の1〔m〕当たりに作用する電磁力の大きさF0を表す式として、正しいものを選べ。ただし、導線は真空中にあり、真空の透磁率を4π×10-7〔H/m〕とする。2026年7月
- 図に示すような透磁率がμ〔H/m〕の鉄心で作られた磁気回路の磁路abの磁束φを表す式として、正しいものを選べ。ただし、磁路の断面積はどこもS〔m2〕であり、図に示す各磁路の長さab、cd、ef、ac、ae、bd、bfはl〔m〕で等しいものとし、磁気回路に漏れ磁束はないものとする。また、コイルCの巻数をN、Cに流す直流電流をI〔A〕とする。2026年7月
- 次の記述は、電界の強さがE〔V/m〕の均一な電界中の電子Dの運動について述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、図に示すようにDは、電界の方向との角度θがπ/6〔rad〕、初速度がV0〔m/s〕で原点Oから電界中に放出されるものとし、DはこのDの電界からのみ力を受けるものとする。また、Dの電荷の大きさ及び質量をe〔C〕及びm〔kg〕とし、DがOから放出されてからの時間をt〔s〕とする。(1)Dは、x方向には力を受けないので、x方向の速さは、Vx=V0/2〔m/s〕の等速度である。(2)Dは、y方向には減速する力を受けるので、y方向の速さは、Vy=√3V0/2-At〔m/s〕に従って変化する。(3)Vy=0〔m/s〕のときyが最大となり、その値ymは、ym=B〔m〕である。(4)また、そのときのxをxmとすると、その値xmは、xm=C〔m〕である。2026年1月
- 図1に示す平均磁路長lが50〔mm〕の環状鉄心Aの中に生じる磁束と、図2に示すようにAに0.5〔mm〕の空隙lgを設けた環状鉄心Bの中に生じる磁束が共にφ〔Wb〕で等しいとき、図2のコイルに流す電流IBを表す近似式として、正しいものを下の番号から選べ。ただし、Aに巻くコイルに流れる電流をIA〔A〕とし、コイルの巻数Nは図1及び図2で等しく、鉄心の比透磁率μrを1,000とする。また、磁気飽和及び漏れ磁束はないものとする。2026年1月
- 次の記述は、図に示すような円筒に、同一方向に巻かれた二つのコイルX及びYの合成インダクタンス及びXY間の相互インダクタンスの原理について述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。(1)端子bと端子cを接続したとき、二つのコイルはA接続となる。このとき、端子ad間の合成インダクタンスLadは、XY間の相互インダクタンスをM〔H〕とすると、次式で表される。Lad=B〔H〕(2)端子bと端子dを接続したときの端子ac間の合成インダクタンスをLacとすると、LadとLacからMは次式で表される。M=C/4〔H〕2026年1月
デジタル変調・伝送
- 図に示す一般的な信号点配置のBPSK信号及び64QAM信号を、それぞれ同一の伝送路を通して受信したとき、それぞれの信号点間距離dとd'を等しくするために必要な64QAM信号の送信電力(平均電力)の値として、正しいものを選べ。ただし、BPSK信号の送信電力(平均電力)をP〔W〕とする。また、BPSK信号及び64QAM信号それぞれの各信号点は、等確率で発生するものとする。2026年7月
- 図(a)及び(b)に示す二つの回路の出力の信号対雑音比(S/N)が等しいとき、それぞれの入力信号レベルをS1〔dB〕及びS2〔dB〕とすれば、S2-S1の値として、最も近いものを選べ。ただし、各増幅器の入出力端は整合しており、両回路の入力雑音は、熱雑音のみとする。また、「増幅器A」の雑音指数FAと利得GAをそれぞれ2〔dB〕及び10〔dB〕、「増幅器B」の雑音指数FBを7〔dB〕とし、log10 2=0.3とする。なお、図(a)の回路と図(b)の回路の帯域幅は、同一とする。2026年7月
- 単一通信路における周波数変調(FM)波のS/N改善係数I〔dB〕の値として、最も近いものを選べ。ただし、最大周波数偏移をfd〔Hz〕、等価雑音帯域幅をB〔Hz〕、最高変調周波数をfpとすると、I〔dB〕は、I=10log10{3fd2B/(2fp3)}で表せるものとし、変調指数(真数)を3、Bを20〔kHz〕、fpを3〔kHz〕とする。また、log10 3=0.5とする。2026年7月
- デジタル変調波の無ひずみ伝送において、伝送可能なデジタル信号の最大の伝送速度(ビットレート)として正しいものを選べ。ただし、無ひずみ伝送に必要な周波数帯域幅を6〔MHz〕、変調方式を64QAM及び帯域制限に用いるロールオフフィルタの帯域制限の傾斜の程度を示す係数(ロールオフ率)αを0.2とする。また、ロールオフフィルタへの入力信号は、伝送するデジタル信号を直並列変換した3〔bit〕のI及びQ信号をそれぞれD-A変換した8値の信号であり、デジタル変調波は、ロールオフフィルタの出力信号で搬送波を直交変調することによって得られるものである。2026年7月
- OFDM(直交周波数分割多重)において原理的に伝送可能な情報の伝送速度(ビットレート)の最大値として、正しいものを選べ。ただし、情報を伝送するサブキャリアの個数を50個、変調方式を64QAM及び有効シンボル期間長を4〔μs〕とし、ガードインターバル比を1/4及び情報の誤り訂正の符号化率を1/2とする。2026年7月
- 図に示す信号点配置の16QAM信号のシンボル誤り率SER16QAMが、搬送周波数帯における信号対雑音電力比CNR及び誤差補関数erfcを用いた式として、SER16QAM=(3/2)erfc(√(CNR/10))で表せるとき、1ビット当たりの信号電力と1〔Hz〕当たりの雑音電力の比Eb/N0を用いたビット誤り率BER16QAMを表す近似式として、正しいものを選べ。ただし、ビットの割り当て(マッピング)をグレイコード配置とし、検波方式は、同期検波とする。2026年7月
- 次の記述は、図に示す原理的構成例のフラクショナルN型PLL周波数シンセサイザの動作原理について述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを選べ。ただし、Nは正の整数とし、TNはN分周する期間を、TN+1は(N+1)分周する期間とする。なお、同じ記号の内には、同じ字句が入るものとする。(1)このPLL周波数シンセサイザは、基準周波数(位相比較周波数)fref〔Hz〕よりも細かい周波数分解能(周波数ステップ)を得ることができる。また、周期的に二つの整数値の分周比を切り替えることで、非整数による分周比を実現しており、平均のVCOの周波数fO〔Hz〕は、fO=(N+A)fref〔Hz〕で表される。ここでAは、フラクションと呼ぶ。(2)例えば、fref=10〔MHz〕、N=5及びフラクションの設定値を4/10としたとき、連続したクロック10サイクル中における分周器の動作は、分周比1/5が合計Bサイクル分、分周比1/6が合計Cサイクル分となるように制御され、見かけ上、非整数による分周比となる。また、このときのfOは、54〔MHz〕であり、分数表示のフラクションの分子を1ステップずつ変化させると、fOは1〔MHz〕ステップずつ変化する。2026年7月
- 次の記述は、スペクトルアナライザを用いたAM(A3E)送信機の変調度測定の一例について述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを選べ。ただし、搬送波振幅をA〔V〕、搬送波周波数をfc〔Hz〕、変調信号周波数をfm〔Hz〕、変調度をma×100〔%〕及びlog10 2=0.3とする。(1)正弦波の変調信号で振幅変調された電波の周波数スペクトルは、原理的に図1に示すように周波数軸上に搬送波と上側帯波及び下側帯波の周波数成分となる。この振幅変調された電波EAM〔V〕は、次式で示される。EAM=Acos(2πfct)+(maA/2)cos{2π(fc+fm)t}+(maA/2)cos{2π(fc-fm)t}〔V〕(2)上下側帯波の振幅maA/2〔V〕をS〔V〕とするとmaは、ma=Aで示される。(3)よって、例えば、図2の測定例の画面上の搬送波と上下側帯波の振幅の差が、12〔dB〕の時の変調度は、B〔%〕となる。2026年7月
- 最大周波数偏移が入力信号のレベルに比例するFM(F3E)変調器に400〔Hz〕の正弦波を変調信号として入力し、その出力をスペクトルアナライザで観測した。変調信号の振幅を零から徐々に大きくしたところ、1〔V〕で搬送波の振幅が零となった。図に示す第1種ベッセル関数のグラフを用いて、最大周波数偏移が1,920〔Hz〕となるときの変調信号の振幅の値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、mfは変調指数とする。2026年1月
- 搬送波の位相を変調信号に比例して変調する位相変調(PM:Phase Modulation)において、位相変調波の最大の周波数帯域幅Bwの大きさの値として最も近いものを下の番号から選べ。ただし、変調信号を100〔kHz〕、位相変調指数を0.4〔rad〕及び位相変調指数の誤差を±20〔%〕として求めるものとする。また、変調信号を周波数fm〔Hz〕の正弦波、位相変調(PM)波の最大周波数偏移をFd〔Hz〕とすると、Bwは、Bw≒2(fm+Fd)〔Hz〕で求められるものとする。2026年1月
- 次の記述は、図に示すBPSK信号及び16QAM信号の信号点間距離等について述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、ピーク電力とは搬送波周波数帯における変調信号のピーク電力の事であり、負荷抵抗を1〔Ω〕、log10 2=0.3、log10 3=0.5とする。(1)図1に示すBPSK信号の信号点間距離がaのとき、BPSK信号のピーク電力は、aを用いてAで表せる。(2)図2に示す16QAM信号の信号点間距離がbのとき、16QAM信号のピーク電力は、bを用いてBで表せる。(3)妨害に対する余裕度を一定にするため、図2のbを図1のaと等しくしたときの16QAM信号のピーク電力は、BPSK信号のピーク電力より、約C〔dB〕高くなる。2026年1月
- 次の記述は、図に示す直交周波数分割多重(OFDM)方式の復調プロセスの基本的な原理を述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、各演算器の出力式の係数は無視するものとし、eは自然対数の底とする。なお、同じ記号の内には、同じ字句が入るものとする。2026年1月
- 図に示す通信回線において、受信機の入力に換算したC/Nが65〔dB〕のときの送信機の送信電力P〔dBm〕の値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、送信及び受信アンテナの絶対利得を共に40〔dBi〕、送信及び受信給電線の損失を共に4〔dB〕、両アンテナ間の伝搬路の損失を140〔dB〕とする。また、ボルツマン定数kを-228.6〔dB(W/Hz/K)〕及び受信機の雑音指数を4〔dB〕、周囲温度Tを24.6〔dB(K)〕及び等価雑音帯域幅を10〔MHz〕とし、log10 2=0.3とする。2026年1月
- 次の記述は、デジタル信号処理等で用いられる移動平均フィルタの特性等について述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、nは整数、ωを正規化角周波数、2cos(ω)=ejω+e-jωとする。2026年1月
- 次の記述は、図に示す矩形波パルス列とその振幅スペクトルについて述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、矩形波パルスのパルス幅をTP〔s〕、振幅をE〔V〕、繰返し周期をT〔s〕とする。(1)矩形波パルス列の直流成分はETP/T〔V〕であり、基本周波数f0=1/Tの整数倍の周波数成分をもつ振幅スペクトルの包絡線G(f)は、周波数をf〔Hz〕として、G(f)=(2ETP/T)×A〔V〕で表せる。(2)G(f)の大きさが最初に零(ヌル点)になる周波数fzが5f0〔Hz〕のとき、Tの値はB〔s〕である。(3)TPが同一でTの値を小さくしていくと振幅スペクトルの周波数間隔はCなっていく。2026年1月
アンテナ
- 次の記述は、絶対利得がG(真数)のアンテナの実効面積を表す式を求める過程について述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを選べ。(1)微小ダイポールの実効面積Ssは、波長をλ〔m〕とすると、次式で表される。Ss=A〔m2〕(2)一方、実効面積がS〔m2〕のアンテナの絶対利得G(真数)は、等方性アンテナの実効面積をSi〔m2〕とすると、次式で定義されている。G=S/Si(3)また、微小ダイポールの絶対利得Gs(真数)は、次式で与えられる。Gs=B(4)したがって、絶対利得がG(真数)のアンテナの実効面積Sは、次式で与えられる。S=C〔m2〕2026年7月
- 実効長1〔m〕の直線状アンテナを周波数20〔MHz〕で用いたとき、このアンテナの放射抵抗の値として、最も近いものを選べ。ただし、微小ダイポールの放射電力Pは、ダイポールの長さをl〔m〕、波長をλ〔m〕及び流れる電流をI〔A〕とすれば、次式で表されるものとする。P=80(πIl/λ)2〔W〕2026年7月
- 自由空間において、放射電力が等しい半波長ダイポールと微小ダイポールアンテナによって最大放射方向の同じ距離の点に生じるそれぞれの電界強度E1及びE2〔V/m〕の比E1/E2の値として、最も近いものを選べ。ただし、√5=2.24とする。2026年7月
- 開口面の縦及び横の長さがそれぞれ14〔cm〕及び24〔cm〕の角すいホーンアンテナを、周波数6〔GHz〕で使用したときの絶対利得の値として、最も近いものを選べ。ただし、電界(E)面及び磁界(H)面の開口効率を、それぞれ0.75及び0.80とする。2026年7月
- 次の記述は、半波長ダイポールアンテナの実効面積を求める過程について述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、波長をλ〔m〕とする。(1)電界強度がE〔V/m〕の地点での電力束密度pは、次式で与えられる。p=A〔W/m2〕・・・①(2)電界強度がE〔V/m〕の地点にある半波長ダイポールアンテナの放射抵抗をR〔Ω〕とすると、最大電力(受信有効電力)Prは、次式で表される。Pr=B〔W〕・・・②(3)半波長ダイポールアンテナの実効面積Aeは、次式で定義されている。Ae=Pr/p〔m2〕したがって、式①及び②からAeは、次式で求められる。Ae=C〔m2〕2026年1月
- 自由空間において、放射電力が等しい微小ダイポールと半波長ダイポールアンテナによって最大放射方向の同じ距離の点に生じるそれぞれの電界強度E1及びE2〔V/m〕の比E1/E2の値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、√5=2.24とする。2026年1月
- 周波数が60〔MHz〕の電波を素子の太さが等しい二線式折返し半波長ダイポールアンテナで受信したとき、図に示す等価回路のようにアンテナに接続された受信機の入力端子ab間における電圧が6〔mV〕であった。このときの受信点における電界強度の値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、アンテナと受信機の入力回路は整合がとれ、かつ、アンテナ及び給電線の損失はないものとする。また、アンテナの最大感度の方向は到来電波の方向と一致しているものとする。2026年1月
- 図に示す三線式折返し半波長ダイポールアンテナを用いて250〔MHz〕の電波を受信したときの実効長の値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、3本のアンテナ素子はそれぞれ平行で、かつ、極めて近接して配置されており、その素材や寸法は同じものとし、波長をλ〔m〕とする。また、アンテナの損失はないものとする。2026年1月
- 次の記述は、図に示す誘電体レンズの波源Oから誘電体上の点Pまでの距離を求める式の算出について述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、中心線R'Fの延長線上のOからレンズ面上の点F及び点Pまでの距離を、それぞれl〔m〕及びr〔m〕とし、OPとOPのなす角度をθ〔°〕とする。(1)自由空間の伝搬速度をVo〔m/s〕、誘電体中の伝搬速度をVd〔m/s〕とすれば、Oから発射された電波が点Rと点R'に到達する時間は等しくなければならないので、次式が成り立つ。l/Vo+A=r/Vo・・・①(2)誘電体レンズの屈折率をnとすれば、次式の関係がある。n=B・・・②したがって、式②を式①に代入すれば、rは次式となる。r=C〔m〕2026年1月
回路理論
- 図に示すようにR〔Ω〕の抵抗が接続されている回路において、端子ab間から見た合成抵抗Rab〔Ω〕を表す式として、正しいものを選べ。2026年7月
- 図に示すように、交流電源V̇=100〔V〕に誘導性負荷Ż1、Ż2及び抵抗負荷Rを接続したとき、回路全体の皮相電力及び力率の値の組合せとして、正しいものを選べ。ただし、Ż1、Ż2、Rの有効電力及び力率は表の値とする。2026年7月
- 次の記述は、図に示す直列共振回路について述べたものである。内に入れるべき値の正しい組合せを選べ。(1)共振周波数f0は、f0=A〔Hz〕である。(2)尖鋭度Qは、Q=Bである。(3)f0における回路の電流をI0〔A〕としたとき、I0/√2〔A〕になる周波数をf1〔Hz〕及びf2〔Hz〕(f1<f2)とすると、f2-f1=C〔Hz〕である。2026年7月
- 図1に示す回路と図2に示す回路の伝達関数(V̇o/V̇i)が等しくなる条件を表す式として、正しいものを選べ。ただし、角周波数をω〔rad/s〕とし、演算増幅器AOPは理想的な特性を持つものとする。2026年7月
- 図に示す整流回路において、端子ab間の電圧Vab(最大値)及び端子cd間の電圧Vcdの値の組合せとして、正しいものを選べ。ただし、交流電源Vの電圧は、実効値100〔V〕の正弦波交流電圧とし、変成器T及びダイオードD1、D2は理想的な特性をもち、静電容量C1、C2〔F〕は十分大きい値とする。2026年7月
- 次の記述は、図1に示すブリッジ回路によって、抵抗RXを求める過程について述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、回路は平衡しているものとする。(1)抵抗R1、R2及びR3の部分を、△-Y変換した回路を図2とすると、図2の抵抗Ra及びRbは、それぞれRa=A〔Ω〕、Rb=B〔Ω〕となる。(2)図2の回路が平衡しているのでRXは、RX=C〔Ω〕となる。2026年1月
- 図に示すように、交流電圧V̇=100〔V〕に誘導性負荷Ż1〔Ω〕及び容量性負荷Ż2〔Ω〕を接続したとき、回路全体の皮相電力及び力率の値の組合せとして、正しいものを下の番号から選べ。ただし、Ż1及びŻ2の有効電力及び力率は表の値とする。2026年1月
- 図1に示すインピーダンスŻ1及びŻ2の積が周波数と無関係になり、抵抗をR〔Ω〕としたときにŻ1Ż2=R2の関係が成り立つとき、それらの回路は互いにR〔Ω〕に対する逆回路であるという。いま、図2に示す回路のR=600〔Ω〕に対する逆回路が図3に示す回路であるとき、自己インダクタンスL1、静電容量C1及びC2の値の組合せとして、正しいものを下の番号から選べ。2026年1月
- 図に示す整流回路において、静電容量C1の電圧VC1及びC2の電圧VC2の最も近い値の組合せとして、正しいものを下の番号から選べ。ただし、電源電圧Vは、実効値100〔V〕の正弦波交流電圧とし、ダイオードD1、D2は理想的な特性を持つものとする。2026年1月
導波管・給電線
- 内部導体の外径が2〔mm〕、外部導体の内径が16〔mm〕の同軸線路の特性インピーダンスが75〔Ω〕であった。この同軸線路の内部導体の外径を2倍にしたときの特性インピーダンスの値として、最も近いものを選べ。ただし、内部導体と外部導体の間には、同一の誘電体が充填されているものとする。2026年7月
- 特性インピーダンスが50〔Ω〕の無損失給電線の受端に接続された負荷への入射波電圧が90〔V〕、反射波電圧が10〔V〕であるとき、電圧波腹から負荷側を見たインピーダンスの大きさとして、最も近いものを下の番号から選べ。2026年1月
- 図に示すように、特性インピーダンスZ0が75〔Ω〕の無損失給電線と入力抵抗Rが147〔Ω〕のアンテナを集中定数回路を用いて整合させたとき、リアクタンスXの大きさの値として、最も近いものを下の番号から選べ。2026年1月
- 次の記述は、1/4波長整合回路の整合条件について述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、波長をλ〔m〕とし、給電線は無損失とする。(1)図に示すように、特性インピーダンスZ0〔Ω〕の給電線と負荷抵抗R〔Ω〕とを、長さがl〔m〕、特性インピーダンスがZ〔Ω〕の整合用給電線で接続したとき、給電線の接点Pから負荷側を見たインピーダンスZx〔Ω〕は、位相定数をβ〔rad/m〕とすれば、次式で表される。Zx=Z×(A)〔Ω〕・・・①(2)1/4波長整合回路では、l=λ/4〔m〕であるから、βlは、次式となる。βl=B〔rad〕・・・②(3)式②を式①へ代入すれば、次式が得られる。Zx=C〔Ω〕(4)整合条件を満たすための整合用給電線の特性インピーダンスZ〔Ω〕は、次式で与えられる。Z=D〔Ω〕2026年1月
航法支援・レーダー
- 次の記述は、航空用DME(距離測定装置)の原理的な構成例等について述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを選べ。ただし、1〔nm〕(nm:nautical mile)は、1,852〔m〕とする。(1)航空用DMEは、追跡の状態において、航行中の航空機に対し、既知の地点からの距離情報を連続的に与える装置であり、使用周波数帯は、A帯である。(2)地上DME(トランスポンダ)は、航空機の機上DME(インタロゲータ)から送信された質問信号を受信すると、質問信号とB周波数の応答信号を自動的に送信する。(3)図に示すように、インタロゲータの質問信号の送信から応答信号の受信までの時間が300〔μs〕のとき、トランスポンダの応答遅延時間を50〔μs〕とすると、航空機とトランスポンダとの距離は、約C〔nm〕である。2026年7月
- レーダー方程式を用いて求めたパルスレーダーの最大探知距離の値として、正しいものを選べ。ただし、送信尖頭出力を25〔kW〕、送信周波数を3〔GHz〕、物標の有効反射断面積をπ〔m2〕、アンテナの実効面積を1.6〔m2〕、物標は受信機の受信電力が-80〔dBm〕以上のとき探知できるものとし、電波の波長λ〔m〕、アンテナの利得G(真数)とアンテナの実効面積A〔m2〕はA=Gλ2/(4π)の関係があり、送信アンテナと受信アンテナは同一のものとする。2026年7月
- 図に示すように、ドプラレーダーを用いて移動体を前方30〔°〕の方向から測定したときのドプラ周波数が、0.8〔kHz〕であった。この移動体の移動方向の速度の値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、レーダーの周波数は10〔GHz〕とし、cos30〔°〕=0.9とする。2026年1月
半導体・電子管
- 図に示す理想的なB級動作をするコンプリメンタリSEPP回路において、トランジスタTr1のコレクタ電流の最大値ICm1及び負荷抵抗RL〔Ω〕で消費される最大電力Pmoの値の組合せとして、最も近いものを選べ。ただし、二つのトランジスタTr1及びTr2の特性は相補的(コンプリメンタリ)で、入力は単一正弦波とする。2026年7月
- 図1に示すダイオードDと抵抗Rを用いた回路に流れる電流ID及びDの両端の電圧VDの値の組合せとして、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、ダイオードDの順方向特性は、図2に示す折れ線で近似するものとする。2026年1月
- 図に示すトランジスタ(Tr)の自己バイアス回路において、コレクタ電流ICを2〔mA〕にするためのベース電流IBと抵抗RBの値の組合せとして、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、Trのエミッタ接地直流電流増幅率hFEを200、回路のベース-エミッタ間電圧VBEを0.6〔V〕とする。2026年1月
- 次の記述は、図1に示す電界効果トランジスタ(FET)を用いたドレイン接地増幅回路の出力インピーダンス(端子cdから見たインピーダンス)Zo〔Ω〕を求める過程について述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、FETの等価回路を図2とし、また、Zoは抵抗RS〔Ω〕を含むものとする。(1)図1を等価回路を用いて書くと、図3になる。出力インピーダンスZo〔Ω〕は、図3の出力端子cdを短絡したときcdに流れる電流をIso〔A〕とし、出力端子cdを開放したときに現れる電圧をVoo〔V〕とすると、次式で表される。Zo=Voo/Iso〔Ω〕(2)Isoは、次式で表される。Iso=A〔A〕(3)Vooは、次式で表される。Voo=B×Vi〔V〕(4)したがって、Zoは式①、②、③より、次式で表される。Zo=C〔Ω〕2026年1月
電波伝搬
- 送信アンテナから距離50〔km〕の地点に設置した受信アンテナによって取り出すことのできる最大電力の値として、最も近いものを選べ。ただし、送信電力を2〔W〕、送信アンテナの絶対利得を50〔dB〕、受信アンテナの実効面積を4〔m2〕とする。また、送受信アンテナは共に自由空間にあり、給電線の損失及び整合損はないものとする。2026年7月
- 地上高が30〔m〕のアンテナから周波数300〔MHz〕の電波を送信したとき、送信点から15〔km〕離れた地上高10〔m〕の受信点における電界強度として、最も近いものを選べ。ただし、受信点における自由空間電界強度を500〔μV/m〕とし、大地は完全導体平面でその反射係数を-1とする。2026年7月
- 次の記述は、図に示す第1フレネルゾーンについて述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを選べ。(1)送信点Tから受信点R方向に測った距離d〔m〕の地点における第1フレネルゾーンの回転楕円体の断面の半径r〔m〕は、送受信点間の距離をD〔m〕、波長をλ〔m〕とすれば、次式で与えられる。r=A〔m〕(2)周波数が15〔GHz〕、Dが30〔km〕であるとき、dが12〔km〕の地点でのrは、約B〔m〕である。2026年7月
- 周波数14〔GHz〕の電波の自由空間基本伝送損が140〔dB〕となる送受信点間の距離の値として、最も近いものを下の番号から選べ。2026年1月
- 図に示すように、周波数100〔MHz〕、送信アンテナの半波長ダイポールアンテナに対する相対利得10〔dB〕、水平偏波で放射電力1〔kW〕、送信アンテナの高さ100〔m〕、受信アンテナの高さ10〔m〕、送受信点間の距離90〔km〕で、送信点から60〔km〕離れた地点に高さ300〔m〕のナイフエッジがあるときの受信点における電界強度の値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、回折係数は0.2とし、アンテナの損失はないものとする。また、波長をλ〔m〕とすれば、AC間とCB間の通路利得係数A1及びA2は次式で表されるものとする。なお、θ<0.5の場合、sinθ≒θが成り立つものとする。2026年1月
計測
- 図に示すように、直流電圧計V1、V2及びV3を直列に接続したとき、それぞれの電圧計の指示値V1、V2及びV3の和の値から測定できる端子ab間の電圧Vabの最大値として、正しいものを選べ。ただし、それぞれの電圧計の最大目盛値及び内部抵抗は、表の値とする。2026年7月
- 図に示す構成による受信機の感度測定において、信号源として出力が電力表示(単位:〔dBm〕)の標準信号発生器(SG)を用いて測定した結果、SGの出力が-107〔dBm〕であった。このときの「受信機入力電圧」の値として、正しいものを下の番号から選べ。ただし、このときの「受信機入力電圧」とは、受信機の入力端における信号源の開放電圧とする。また、SGと受信機間の接続損失は無視するものとし、SGの出力インピーダンス及び受信機の入力インピーダンスをそれぞれ50〔Ω〕、log10 2=0.3とする。2026年1月
- 図に示す回路の抵抗R=500〔Ω〕で消費される電力PをI直流電流計Aの指示値I〔A〕と直流電圧計Vの指示値V〔V〕の積IV〔W〕として求めたい。このときの誤差率を5〔%〕以下にするとき、直流電圧計Vの内部抵抗RV〔Ω〕の最小の値として、正しいものを下の番号から選べ。ただし、誤差はRV〔Ω〕によってのみ生じるものとする。2026年1月
- 図の回路に示す抵抗素子R1〔Ω〕及びR2〔Ω〕で構成される抵抗減衰器において、減衰量を14〔dB〕にするための抵抗素子R2の値を表す式として、正しいものを下の番号から選べ。ただし、抵抗減衰器の入力端には出力インピーダンスがZ0〔Ω〕の信号源、出力端にはZ0〔Ω〕の負荷が接続され、いずれも整合しているものとする。また、Z0は純抵抗とし、log10 2=0.3とする。2026年1月
- 図に示す回路において、標準信号発生器SGの周波数fを300〔kHz〕にしたとき可変静電容量CVが426〔pF〕で回路が共振し、fを600〔kHz〕にしたときCVが102〔pF〕で回路が共振した。このとき自己インダクタンスがL〔H〕のコイルの分布容量C0の値として、最も近いものを下の番号から選べ。2026年1月
- 次の記述は、図に示す原理的な二重積分形A-D変換回路の動作について述べたものである。内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、積分回路は、演算増幅器(AOP)、抵抗R〔Ω〕、静電容量C〔F〕を用いて、理想的に動作するものとし、初期状態で出力電圧Voは、0〔V〕とする。(1)制御回路により、スイッチSWをa側に切り替えて未知の入力電圧(直流電圧)Vx〔V〕を、クロックパルスの数がNoになるまでの間、積分回路の入力に加える。このとき、クロックパルスの周波数をfc〔Hz〕とすると、パルス数がNoになった時の出力電圧Vox〔V〕は、次式で表される。Vox=-(Vx/CR)×(A)〔V〕(2)パルス数がNoになると、SWはb側に切り替えられ、積分回路の入力にはVxとは逆極性の規定の直流電圧Vs〔V〕が入力される。このため、Voは、Vox〔V〕から0〔V〕に向かって増加を始める。(3)比較回路でVoと0〔V〕を比較し、SWがb側に切り替えられてからVo=0〔V〕となるまでの間のパルス数をカウンタで計数する。このときのパルス数をNxとすると次式が成り立つ。-(Vx/CR)×(A)+(Vs/CR)×(B)=0〔V〕(4)式②より、次式が得られる。Vx=(C)×Vs〔V〕したがって、式③よりNoとVsは既知数であるから、NxからVxを求めることができる。2026年1月
- オシロスコープを用いて、真の立上がり時間4〔ns〕のパルス波形の立上がり時間を測定したところ5〔ns〕が得られた。当該オシロスコープの立上がり時間として、最も近いものを下の番号から選べ。2026年1月